2021年8月10日

裏裏@東京ガイドの取材ファイルvol.4。 約10年ぶりに通行可能となった「常磐橋」の取材に行ってきました!

裏裏@東京ガイドの取材ファイルvol.4。

約10年ぶりに通行可能となった「常磐橋」の取材に行ってきました!

 

今年のNHK大河ドラマ「晴天を衝け」の主人公は言わずもがな「渋沢栄一」ですね!

東京駅日本橋口から5分ほど歩いたところに立派な「渋沢栄一像」が建っているのはご存知でしょうか?

その脇を流れる日本橋川に架かる橋の1つ「常磐橋」が、約10年もの長きにわたる修復工事を終え、今年5月に通行可能になったのです!

 

そもそもこの常磐橋は、天正18年(1590年)に架けられた木橋だそうで、実に約430年もこの場所にある歴史ある橋なんです!

江戸時代に入り、寛永6年(1629年)には橋の脇に江戸城外郭の正門「常磐橋門」が置かれ、交通の要衝として重要な役割を果たしていました。(今でもこの門跡の石垣が橋の脇に残っています)

明治10年(1877年)に石橋に架け替えられましたが、大正12年(1923年)の関東大震災によって大きな被害を受けてしまいました。

昭和9年(1934)に修復工事が行われましたが、平成23年(2011年)の東日本大震災によって再び大きな被害を受けてしまいました。

2度の修復工事を経て、八角形の大理石の親柱や唐草意匠の手すり柵など、明治時代を象徴する石造りの橋が、浮世絵・古写真・資料などを基に復元されました。

 

ちなみに、この常磐橋の両隣には「常盤橋(ときわばし)」と「新常盤橋(しんときわばし)」があります。

※「盤」の字の下が”石”ではなく”皿”です。字が異なるのには諸説あります。

日本橋川の上には、前の東京オリンピックの直前の昭和38年(1963年)に開通した首都高速道路が走っていますが、2040年には地下化される大規模な工事が始まる予定となっています。

 

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