2021年8月3日

裏裏@東京ガイドの取材ファイルvol.3。 オフィスビルの間に潜む謎スポットの取材に行ってきました!

裏裏@東京ガイドの取材ファイルvol.3。

オフィスビルの間に潜む謎スポットの取材に行ってきました!

 

東京駅日本橋口の前を走る「永代通り」を少し西に進んだ先に、幅2メートルほどしかない細い路地を発見!

両脇には大きなオフィスビルが建っていて、一見「関係者以外立入禁止」かのような雰囲気です。

「こんなところに何があるのか?」と思いながら進んでみると、キレイに整備された植木に混じって、石垣のようなものが出てきました。

実はこれ、東京都の旧跡にも指定されている「北町奉行所跡」なんです!

何も知らなければ絶対に素通りしてしまうほど目立たない!

 

「奉行所」とは、江戸時代に「行政」「司法」「警察」の役割をしていた組織の名前です。

現代でいうところの、都庁・裁判所・警察署が1つになったような組織ですね!

時代劇などでお馴染みの「遠山の金さん(遠山左衛門景元)」も、奉行としてこの北町奉行所に駐在していました。

現在の有楽町駅付近には「南町奉行所跡」もあり、こちらも都の旧跡に指定されています。

 

文化3年(1806年)から幕末にかけてこの付近に置かれていた北町奉行所が、2000年の発掘調査で約150年の時を経て発見されました。

当時は3~4段ほどの石積みだったそうですが、発掘時は最下段だけだったみたいですね。

近くには江戸城外堀の石垣も発掘されて残っています。

 

周りは高層ビルだらけの東京のド真ん中に、こんな江戸時代の旧跡がひっそりと残っているなんて驚きです!

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